6/16(土)奥出雲葡萄園ライブ
今年で4年目になる奥出雲葡萄園でのライブ。今年は地下のワイン庫の近くにある試飲室をライブ会場にしました。
そして大田が誇るサックス奏者司田誠太氏をメインに、ちょっとJazzyにBossa風に迫ってみました。
とは言っても、私自身がジャズっぽいギターが弾けるわけでなく、さらにピアノとなると即フリージャズ風展開となってしまうのです。
で、ギターのコードブックくびっぴきでジャズ風コードを特訓してのライブでした。
ジャズやボサノバをギターで伴奏するということになると、いつも弾いている鉄弦のアコギでは、何だか雰囲気が違います。
やっぱボサノバと言えば、ナイロン弦のクラシックギターでしょう。
そこで、和歌山のシンガー&ソングドクターであり私の幼馴染みである、やぶ先生からお借りしている大切な大切なクラシックギター「加納木霊」を用いての初ライブとなりました。
この加納君(やぶと私の間ではこのような愛称で呼ばれております)は特に中音域の響きがものすごく良くて、マイクにもとてもよく乗ります。
加納君でカルロス・ジョビンの「WAVE」なんか弾いたりすると、もうそこはブラジル...
それと私達世代でボサノバというと忘れてはいけないのがセルジオ・メンデスとブラジル66。
太田氏の意見でライブ3日前に決まった「マシュケナダ」。
これは実に楽しい曲でありました!
娘KYOKOのまったりカホンのリズムの乗って、私が加納君でボサのリズムで弾く。
そこに「おんな泣かせの音」との異名を欲しいままにする司田氏のサックスが響く。
いやいやいやいや...こういうのもいいもんですね~!
当日のお客さまは例年とほぼ同じく12人くらいだったでしょうか。
でも、薄暗い試飲室でワイングラスを傾けながらのジャズ、ボサノバは結構楽しんでいただけたのではないでしょうか...などと自画自賛...
なお、この日は特別ゲストがいました。
これまでの奥出雲葡萄園ライブを企画してこられた石田女史の三女さん、Y子さんのフルート。
スコットランド民謡「グリーンスリーブス」、そして私のオリジナル曲「君の好きな色」そして、最近あちらこちらで耳にする、泣かないで下さい~っていう、あの曲です。
とても丁寧で清楚なY子さんのフルートの音色は、試飲室の隣の回廊に展示されていた押し花作品(これがまたすごかった!押し花って立派な芸術作品なのでした!)の作者、今は亡き彼女のおばあちゃんにもきっと届いていたはず...
約1時間30分の試飲室でのライブ本編終了し、アンコール。
最後は司田氏のサックス、Y子さんのフルート、KYOKOのカホン、私の加納君でジャズのスタンダードナンバー「On the sunny side of the street」で楽しく終了!
そして、階上に移動してディナーとなったわけであります。
6/23(土)アポロ アコースティックボックス
4、5日前に仕事のことでちょっと落ち込むことがあり、いろいろと考えこんでいた時に、手慰みに取ったギターをじゃらんじゃらん弾いていて突然できた曲がありまして、こいつを歌ってみることにしました。
さらにギターもいつものアコギではなくて、先日、押し入れの中で腐りかけていた、例の古いボロボロのアーチトップのフルアコギター、Chaki P-2 を蘇らせ、こいつを弾いてみることにしました。
実はいわゆる「エレキギター」なるものを人前で弾いた経験はこれまでなかったのです。ですので当然弾き慣れておりません。
でも、この古いChaki P-2 の音はどういうわけか、今の自分にすごくしっくりと来たのですね。
で、BINGOという小さなアンプを持参して、そいつに直結して、そこからの音をマイクで拾ってもらって歌うことにしたわけですが、これが、何とも心地よかったです!
鄙びたジャズギターの音で歌う「AGAIN」や「僕達の夏休み」は一味違う風合いで、私的にはかなり気持ちよく歌わせていただきました。
また、アポロさんの音響がいいんですわ....
ライブハウスやホールの音響さんって私の数少ない経験からいくと、ちょっと怖い人が多い。
でもアポロさんのステージリハは本当にリラックスできます。
何と言うのでしょうか、演奏者が気持ちよく演奏できるように接して下さいます。
で、落ち込みの中で作った新曲のことですが、タイトルがありませんでした。
この曲の中には、どういうわけか、癌のこと、認知症のこと、不安神経症のこと、鬱病のこと、過換気症候群のこと等々、医学的な話しが出てきます。
で、本番直前にとりあえずつけた仮タイトルが「医学概論」。
ところが終演後、来て下さった何人かのお客さんに感想をお聞きしたところ
「「医学概論」良かったよ~!」と、何故か好評なのでした。
「タイトルも「医学概論」でいいじゃな~い」とのことで、今のところ「医学概論」などという妙なタイトルになっています。
でも、この曲、自分が歌っていて気持ちよいのです。自分を癒すために書いたようなものだからかもしれません。音楽って不思議なものです。
最後は親守歌「亡き父へ」で締めました。
きっちり30分。
私のトレードマークのひとつであります、長ったらしいMCも短かめにして4曲しっかりと歌わせていただきました。
特にこの日はアポロさんのオープン2周年のイベントのひとつだったのです。
だから、というわけでもないのですが、しっかりと歌わせていただきたかった、その思いは強かったようです。
Chaki P-2 も無事、デビューを果たしたし、とても幸せな感じのライブでした。
さらに、この日はメインゲストとして六子(LOCO)の二人のステージがありました。
私は初めて聴いたけれど、これが実に良かった!
ピアノとアコギのアンサンブルがとても気持ちよく、拡がりをもって響き、そこに声質のよく溶けた女性のハーモニーが乗る。
曲調もゆったりとしていて、本人達がMCで「生まれ育った山陰が大好きなんです」と言っていたように、本当に、良い意味で山陰のムードにぴったりと合っている。
山陰で歌い続けていくことに何の衒いもないところが本当に素敵だった。
すっかり六子のファンになってしまった長の字でありました。
また、このご両人のキャラクターが良いのですね。
「聴かせてあげる」ではなくて「聴いて下さい」という、謙虚さがとてもいじらしい。
で、その謙虚さがわざとらしくない。押し付けがましくない。
でも、音楽はしっかり本物であるところが、また良いのですね。
ライブ終了後、アポロ2周年の簡単な打ち上げがありました。
私も参加したのですが、さすがに疲れもあったし、大田まで運転しなくてはいけないので、一足早く帰ることにしたのですが、そんな時も六子の二人はアポロのエントランスまで見送りに出てくれるのですね。何だか、とても心に染みました。
やはり、音楽は人間性です。
私も一人のアマチュア音楽家の端くれとして、謙虚に、そして、自信を持って音楽活動を続けていけるように頑張らんといかんな、と改めて感じさせてくれた、そんな六子の二人でした。
さ、今度の土曜日は水明カントリーのチャリティコンサート。
水曜日には大学オケの「アルルの女」の合奏練習で指揮棒も振らなければいけない。
しっかり、練習して、勉強して、臨みたいなどと思う、梅雨真只中の夜であります。
今年で4年目になる奥出雲葡萄園でのライブ。今年は地下のワイン庫の近くにある試飲室をライブ会場にしました。
そして大田が誇るサックス奏者司田誠太氏をメインに、ちょっとJazzyにBossa風に迫ってみました。
とは言っても、私自身がジャズっぽいギターが弾けるわけでなく、さらにピアノとなると即フリージャズ風展開となってしまうのです。
で、ギターのコードブックくびっぴきでジャズ風コードを特訓してのライブでした。
ジャズやボサノバをギターで伴奏するということになると、いつも弾いている鉄弦のアコギでは、何だか雰囲気が違います。
やっぱボサノバと言えば、ナイロン弦のクラシックギターでしょう。
そこで、和歌山のシンガー&ソングドクターであり私の幼馴染みである、やぶ先生からお借りしている大切な大切なクラシックギター「加納木霊」を用いての初ライブとなりました。
この加納君(やぶと私の間ではこのような愛称で呼ばれております)は特に中音域の響きがものすごく良くて、マイクにもとてもよく乗ります。
加納君でカルロス・ジョビンの「WAVE」なんか弾いたりすると、もうそこはブラジル...
それと私達世代でボサノバというと忘れてはいけないのがセルジオ・メンデスとブラジル66。
太田氏の意見でライブ3日前に決まった「マシュケナダ」。
これは実に楽しい曲でありました!
娘KYOKOのまったりカホンのリズムの乗って、私が加納君でボサのリズムで弾く。
そこに「おんな泣かせの音」との異名を欲しいままにする司田氏のサックスが響く。
いやいやいやいや...こういうのもいいもんですね~!
当日のお客さまは例年とほぼ同じく12人くらいだったでしょうか。
でも、薄暗い試飲室でワイングラスを傾けながらのジャズ、ボサノバは結構楽しんでいただけたのではないでしょうか...などと自画自賛...
なお、この日は特別ゲストがいました。
これまでの奥出雲葡萄園ライブを企画してこられた石田女史の三女さん、Y子さんのフルート。
スコットランド民謡「グリーンスリーブス」、そして私のオリジナル曲「君の好きな色」そして、最近あちらこちらで耳にする、泣かないで下さい~っていう、あの曲です。
とても丁寧で清楚なY子さんのフルートの音色は、試飲室の隣の回廊に展示されていた押し花作品(これがまたすごかった!押し花って立派な芸術作品なのでした!)の作者、今は亡き彼女のおばあちゃんにもきっと届いていたはず...
約1時間30分の試飲室でのライブ本編終了し、アンコール。
最後は司田氏のサックス、Y子さんのフルート、KYOKOのカホン、私の加納君でジャズのスタンダードナンバー「On the sunny side of the street」で楽しく終了!
そして、階上に移動してディナーとなったわけであります。
6/23(土)アポロ アコースティックボックス
4、5日前に仕事のことでちょっと落ち込むことがあり、いろいろと考えこんでいた時に、手慰みに取ったギターをじゃらんじゃらん弾いていて突然できた曲がありまして、こいつを歌ってみることにしました。
さらにギターもいつものアコギではなくて、先日、押し入れの中で腐りかけていた、例の古いボロボロのアーチトップのフルアコギター、Chaki P-2 を蘇らせ、こいつを弾いてみることにしました。
実はいわゆる「エレキギター」なるものを人前で弾いた経験はこれまでなかったのです。ですので当然弾き慣れておりません。
でも、この古いChaki P-2 の音はどういうわけか、今の自分にすごくしっくりと来たのですね。
で、BINGOという小さなアンプを持参して、そいつに直結して、そこからの音をマイクで拾ってもらって歌うことにしたわけですが、これが、何とも心地よかったです!
鄙びたジャズギターの音で歌う「AGAIN」や「僕達の夏休み」は一味違う風合いで、私的にはかなり気持ちよく歌わせていただきました。
また、アポロさんの音響がいいんですわ....
ライブハウスやホールの音響さんって私の数少ない経験からいくと、ちょっと怖い人が多い。
でもアポロさんのステージリハは本当にリラックスできます。
何と言うのでしょうか、演奏者が気持ちよく演奏できるように接して下さいます。
で、落ち込みの中で作った新曲のことですが、タイトルがありませんでした。
この曲の中には、どういうわけか、癌のこと、認知症のこと、不安神経症のこと、鬱病のこと、過換気症候群のこと等々、医学的な話しが出てきます。
で、本番直前にとりあえずつけた仮タイトルが「医学概論」。
ところが終演後、来て下さった何人かのお客さんに感想をお聞きしたところ
「「医学概論」良かったよ~!」と、何故か好評なのでした。
「タイトルも「医学概論」でいいじゃな~い」とのことで、今のところ「医学概論」などという妙なタイトルになっています。
でも、この曲、自分が歌っていて気持ちよいのです。自分を癒すために書いたようなものだからかもしれません。音楽って不思議なものです。
最後は親守歌「亡き父へ」で締めました。
きっちり30分。
私のトレードマークのひとつであります、長ったらしいMCも短かめにして4曲しっかりと歌わせていただきました。
特にこの日はアポロさんのオープン2周年のイベントのひとつだったのです。
だから、というわけでもないのですが、しっかりと歌わせていただきたかった、その思いは強かったようです。
Chaki P-2 も無事、デビューを果たしたし、とても幸せな感じのライブでした。
さらに、この日はメインゲストとして六子(LOCO)の二人のステージがありました。
私は初めて聴いたけれど、これが実に良かった!
ピアノとアコギのアンサンブルがとても気持ちよく、拡がりをもって響き、そこに声質のよく溶けた女性のハーモニーが乗る。
曲調もゆったりとしていて、本人達がMCで「生まれ育った山陰が大好きなんです」と言っていたように、本当に、良い意味で山陰のムードにぴったりと合っている。
山陰で歌い続けていくことに何の衒いもないところが本当に素敵だった。
すっかり六子のファンになってしまった長の字でありました。
また、このご両人のキャラクターが良いのですね。
「聴かせてあげる」ではなくて「聴いて下さい」という、謙虚さがとてもいじらしい。
で、その謙虚さがわざとらしくない。押し付けがましくない。
でも、音楽はしっかり本物であるところが、また良いのですね。
ライブ終了後、アポロ2周年の簡単な打ち上げがありました。
私も参加したのですが、さすがに疲れもあったし、大田まで運転しなくてはいけないので、一足早く帰ることにしたのですが、そんな時も六子の二人はアポロのエントランスまで見送りに出てくれるのですね。何だか、とても心に染みました。
やはり、音楽は人間性です。
私も一人のアマチュア音楽家の端くれとして、謙虚に、そして、自信を持って音楽活動を続けていけるように頑張らんといかんな、と改めて感じさせてくれた、そんな六子の二人でした。
さ、今度の土曜日は水明カントリーのチャリティコンサート。
水曜日には大学オケの「アルルの女」の合奏練習で指揮棒も振らなければいけない。
しっかり、練習して、勉強して、臨みたいなどと思う、梅雨真只中の夜であります。